代表館長 小池敦志
スポーツの目的で代表的なものは、健康維持向上、チームワーク、集中力促進等がありますが、空手は武道ですので武道の精神に則りそれらに加え、特に精神力向上および礼儀が最大の目的になるとされます。「自分の痛みを知って相手の痛みを知る」とありますが、空手道を通して習得するこどができると思います。空手稽古そのものが普段から相手を殴ったり蹴ったりするわけですから・・・ それを知っている人はむやみ卑劣に人を傷つけることができないはずです。また空手道を通して鍛え強くなってくると不思議なことに自信が付いてきます。自信とは文字通り「自分を信じる」という事です。現実的に将来、社会に出て揉まれることになったとき「自分を信じる」ことができる人は、これが最大の味方になってくれると思います。皆様もご存知の通り、空手はスポーツの中でも怪我の割合が高くなっています。怪我の原因は特に集中力が欠けた時、稽古の修練不足など、全て自分自身が原因です、自分の怪我を相手のせいにしてはいけません。当会館では怪我ゼロ方針を目指しています。そのため場合によっては熱い鉄拳をくだすこともあります。空手道を習得するには短期間では無理です。長い目であせらず、楽しく頑張っていくことが空手道を習得する秘訣です。
「礼儀作法」なんて聞くと”カッコイー”なんて思いませんか? 実は「礼儀作法」とは「あたりまえの事を行う方法」の事なのです、もしそれをできない人に凶器を持たせたらどうなるでしょうか? 残念ながら武器になってしまう格闘技には「礼儀作法」は切り離せない重要なものなのです。ご家庭の台所にある包丁の使い方と全く同じです。包丁はいつも美味しいお料理を作ってくれる道具ですよね。当会の礼儀指導は保護者の方々にもご協力をお願いしております。
館長武道歴
小学生時代に近所の柔道教室に通い、高校から学生時代は横浜市内の少林寺拳法の道院に通う。社会人になってから友人の誘いで横浜市内の沖縄剛柔流の道場に通うが師匠が沖縄に帰郷してしまったので友人の紹介で関東良武会へ入門し、日本空手道青風会館の開祖でである髙橋勲師範に師事をする。現在は日本空手道青風会館代表の館長を努めている。また全日本硬式空手道神奈川県連盟の事務局長も務めている。